物語「日本武尊」(ヤマトタケル)日本の神話を物語として、著者田中繁男が書き下ろす!日本の神話や万葉集を参考にメルマガ発行!
古代日本を舞台に、万葉集、日本書紀、古事記を参考に、日本の神話、古代天皇物語を多彩な世界を表現します!


日本の神話

総数今日昨日
  http://www.nippon-shinwa.com (日本の神話)   
トップ 著者プロフィール 管理人プロフィール 万葉集について メルマガ バックナンバー 参考文献 リンク集
古代史天皇著作について 古代天皇シリーズ一覧表 日本書紀年表の構成との対比表 古代史換算表
日本武尊(上下) 仲哀天皇 神功皇后(上下) 応神天皇 仁徳天皇(上下) 履中天皇
日本の神話
大好評!一週間で合計150名の方に読者登録を頂きました!多謝!

物語「日本武尊」(上下)

 読者の方からの書籍感想文はこちら

 さらに詳しい内容はこちら


物語 日本武尊〈上〉   物語 日本武尊〈下〉

 日本武尊ヤマトタケル)は、日本歴史上の古代の英雄である。しかし、 日本武尊ヤマトタケル)の御子の仲哀天皇以前の天皇は架空の存在と見なす歴史観より すれば、伝説上の英雄ということとなる。その是非の詮索は今は措いて、 わが国最古の史書である『日本書紀』の記すところに依拠して、物語と しての日本武尊ヤマトタケル)を、ここにまとめた。

  平成13年6月に、『新しい歴史教科書』と題する中学生向けの歴史教科書が市販本としても刊行された。その42〜43ページに、日本武尊(ヤマトタケル)が高橋由一画伯の描いた画像と共に、そこでも英雄として紹介されている。
 なぜ歴史教科書の編集者らは、日本武尊ヤマトタケル)を取り上げたのであろうか。伝説上の英雄を、実在した英雄、例えば、源頼朝や織田信長らを取り上げるのと同じように教科書に載せるのは、なぜであろうか。それは無視できなかったからである。なぜ無視できなかったのかは、実在であれ非実在であれ、日本人として、日本武尊(ヤマトタケル)に限りない愛着があったからである。それでは、日本武尊(ヤマトタケル)のどこに愛着を感じるのであろうか

 日本武尊(ヤマトタケル)が英雄と仰がれるのは、今の九州にいた熊襲や、東国の蝦夷を平定したからである。従って、九州や東国の人々にとって見れば、日本武尊(ヤマトタケル)は有り難い存在ではない(はずである)。にもかかわらず、ほかの各地をも含め、日本武尊ヤマトタケル)の伝承や足跡は数多く残り、それぞれに、その土地で、日本武尊(ヤマトタケル)は今に至るも親しまれ、尊敬また崇拝すらされている。そこに日本武尊が単なる征服者ではなく、血も涙もある人間味あふれる存在として受け止められてきた所以があるわけである。

 日本武尊(ヤマトタケル)は武人であり、従って、敵対者は情け容赦なく斬り倒す。敵対者本人にとっては、日本武尊(ヤマトタケル)は侵入者にほかならず、従って、両者の戦いで正邪善悪は、初めからない。仕方のないことであり、今においてもそうである。貴国が悪いといったところで、相手が強ければ泣き寝入 りのほかはないのが、今においても世界の冷厳な現実である。

夫君たる日本武尊(ヤマトタケル)の生命を助けるため、海に身を投げた弟橘媛の話が ある。身を投げ出しても惜しくはないほど、日本武尊(ヤマトタケル)と弟橘媛との信愛 の情は深く、そこに日本人は日本人特有の人間味を見るのである。

物語 日本武尊〈上〉   物語 日本武尊〈下〉


 さらに詳しい内容はこちら


■ 書籍の感想
物語 日本武尊 <上>
ペンネーム:みやこまる 様


 記紀などの資料をもとに歩かれておいでになるご様子に感服し、さらに3・4世紀ごろの日本各地の豪族をふまえてのご構想に興味をそそられ一気に読み終えました。

 私事になりますが私は物心ついて以来昭和19年(旧制中学4年)の10月父が亡くなるまで京都に住み、その後父の郷里の群馬県の渋川という町(当時)に帰りましたが、そこで、その町を流れ利根川に合流する川を吾妻川といい、吾妻川が北西から流れてくる地域が吾妻郡であることを知りました。

 また編入しました中学の校歌も「炎の山の鎮まりてあけし国原上つ毛の遠き昔をそのままに・・」という歌詞ではじまり、この国が上毛野国であること、そして先生もお書きになっているように群馬県人は東国人であることに誇りを持っているようにおもいました。吾妻というのは日本武尊が弟橘姫を想い云われた「あずまはや」の言葉に源があるといいます。関西に住んだ時には東征する尊の後姿を眺めている感じでしたが東国に住んで群馬県人を身に感じるにしたがって正面から迎える感じで見るようになりましたが、さて、地名は残っても足跡はわが吾妻郡にはないようです。

 その後、進学後は東京に住み定年まで忘れていましたが、日本の現状などを思うとなんとなく古代の日本を見直して考えてみようかと思っているところにさいわい先生のご著書を頂戴した次第ですが、残念ながら上巻はいよいよわが毛野の国を含む東国に入るところで終わり、是非下巻を読みたいと思っております。


物語 日本武尊 <下>
ペンネーム:みやこまる 様


 下巻についてはなおいろいろ興味をもって読ませて戴きました。

 まず、尊が埼玉県にはいって最初においでになった社が所沢の中氷川神社だというところで「おやっ」とおもいました。私の二人の孫(3歳と1歳の男の子)が住んでいるのが所沢で中氷川神社はお宮参りをした氏神さんです。毛呂の出雲伊波比神社は私の友人の住んでいる町にあり、暖かくなったら一緒に連れて行ってやるといいます。

 群馬では関東平野がつきるあたり東に富士山に次ぐ裾野を持つ赤城山西に榛名連山、北には子持山、その向こうに谷川岳、やや東北に武尊山、榛名と赤城の間を流れる利根川、これが私たちの上毛野国であり、萩原朔太郎も「わが故郷に帰れる日 汽車は烈風の中を突き行けり・・上州の山は見えずや」とうたっている上州なのですが、よくこの展望を日本武尊の目を通してお書きになっていると感心いたしました。

 私事ですが、子持神社には祖母が私が丈夫に育つようにと願掛けしてくれたと昔聞きました。このたび先生の「日本武尊」を通して我が家と古代の先祖たちとのつながりをあらためて強く感じました。神奈川の二ノ宮にも吾妻神社があることや、武尊山の頂上に日本武尊の像があることを友達たちが教えてくれたり、みんな心の深層に共通のなにかを持ち続けているのだとおもいます。



物語 応神天皇」
   根屋 雅光 様

 昨年より日本神話に興味をもち、神話にまつわる関係神社を参拝させていただいています。

 とりわけ小生は八尾市志紀町に在住しているものですから、奈良・大和は近所ですから折りにふれてといいながらも、月1回程度ですが。

 「応神天皇」の大和・難波・河内・滋賀・淡路方面での行幸に関する記述に、頭の中で地図と風景を浮かべながら(ほとんど訪れた土地ばかりのため)、まるで応神天皇のお供をしているような気分で、とりわけ志紀や弓削が登場するとは驚きで、最後まで読ませていただきました。

 ただ、朝鮮との交流がこれほど盛んであったことには少しばかり驚きでした。古代朝鮮との関係をもう少し勉強してみたいと感じた次第です。

 最近では「神さふる生駒高嶺」を毎日眺められる幸せを感じながら、田中先生の他のご本も拝読させていただきます。

 小生の居住地より少し南へ行ったところに、「応神天皇」の御陵があります。その付近は、今は羽曳野市誉田という地名があります。当時は「応神天皇」の御尊称でないことはわかっていましたが、「誉田別天皇」であることを知り、その地を今「誉田」と呼称していることが理解できました。「ほんた」が今の言葉で「こんだ」というのですね。



※ご感想、誠にありがとうございました。

 さらに詳しい内容はこちら
   
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト
   
忘れかけていた日本人のこころを呼び覚ます物語を日本の神話として、書き下ろします!
日本書紀・古事記・万葉集を参考しています。

メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
(マガジンID:0000145851)
メールマガジン登録
メールアドレス:

Powered by まぐまぐ

第二弾!
メルマガ発行決定!
「斬る!時事問題の
トリビア・コラム!」
政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本の世を斬る!
「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。
週刊時事ネタ。
(マガジンID:0000146260)
メールマガジン登録

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ

大好評!
メルマガ第三弾!
「万葉集」より、
額田王
柿本人麻呂
大伴家持
メルマガ発行決定!
万葉集で有名な額田王、柿本人麻呂、大伴家持の歌集の謎に迫る!

万葉集
関連の書籍ではかなり出版されているが、
著者の見解により、新しい角度で万葉集を解き、”万葉三代紀”を描いています!

第一弾は、額田王

その後、柿本人麻呂、大伴家持と続きます!
乞うご期待!
(マガジンID:0000147008)

メールマガジン登録
メールアドレス:

Powered by まぐまぐ
▼古代天皇物語書籍
日本武尊(上下)

仲哀天皇

神功皇后(上下)

応神天皇

仁徳天皇(上下)

履中天皇

トップ 著者プロフィール 管理人プロフィール 万葉集について メルマガ バックナンバー 参考文献 リンク集
古代史天皇著作について 古代天皇シリーズ一覧表 日本書紀年表の構成との対比表 古代史換算表
日本武尊(上下) 仲哀天皇 神功皇后(上下) 応神天皇 仁徳天皇(上下) 履中天皇
Copyright (c) 2004 千のWEB工房 All rights reserved.