物語「仲哀天皇」日本の神話を物語として、著者 田中繁男が書き下ろす!日本の神話や万葉集を参考にメルマガも発行します!
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物語「仲哀天皇」物語「仲哀天皇」仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)は日本武尊の第二子である。日本武尊は16歳の冬、熊襲征伐に赴いたが、その翌年に仲哀天皇は生まれた(と、ここで は考えるのも、それ相応の根拠あってのことである)。 日本武尊の父君の景行天皇の亡きあと、景行天皇の第四子である成務 天皇(せいむてんのう)が即位した。成務天皇は日本武尊の弟ではあるが異母弟であった。生母は美濃国の出自で、当時の美濃国は大国であり、従って、成務天皇には、強い味方があったわけである。 30歳で非運の死を遂げた日本武尊は、当然ながら将来を嘱望された偉材であったが、その無念を人一倍強く感じていたのが、日本武尊の腹心の一人である近江国出身の気長宿禰王(おきながすくねのおおきみ)であった。気長宿禰王には日本武尊の亡くなった前年(景行天皇40年。庚戌。西暦 290年)に生まれた気長足姫(おきながたらしひめ)という才色兼備の娘があった。この娘を気長宿禰王は、尊崇してやまない日本武尊の、その第二子の足仲彦(たらしなかつひこ。仲哀天皇)に妻合わせたいと考えていたのである。 しかし、気長足姫にも足仲彦にも、その気は共に薄く、むしろ気長足姫は成務天皇に好意を抱いているようであった。父親の気長宿禰王は、 日本武尊の果たせなかった天皇になる夢を、その第二子の足仲彦に託し、支援していた。 が、景行天皇が亡くなり、その翌年(辛未。西暦311年)に成務天皇が即位すると、気長宿禰王は策を弄しては、成務天皇と足仲彦との間に戦端を開かざるをえないようにした。が、互いに戦意も湧かずに打ち過ぎていた夏6月、成務天皇は横死し、その結果、翌年(壬申。西暦312年)足仲彦は即位して仲哀天皇となったわけである。 そうしたことで、結局、仲哀天皇は気長足姫を娶り、皇后としたのであるが、またも熊襲が背き、仲哀天皇は皇后と共に筑紫へ出征した。 ![]() そんな仲哀天皇に《熊襲を撃つよりも新羅を撃て。そうすれば熊襲は自然と従うてくる》という神託が下った。しかし、神託を無視して熊襲を撃ったので、仲哀天皇は急逝した(仲哀天皇9年。庚辰。西暦320年)。 なぜ神を軽んじたのか。仲哀天皇は無神論者であったのであろうか。 物語「仲哀天皇」 |
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