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「日本の神話 〜日向三代〜」

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一の十四、海幸山幸(第15回目 2005年03月06日)



一の十五、海幸山幸
(第16回目 2005年03月18日)
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■    日 本 の 神 話
□  
■  〜 日 向 三 代 (ひむかさんだい)〜

■  16回目 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□  発行周期:週刊
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 一の十五、 海 幸 山 幸 (うみさちやまさち)


 山幸彦は、海神の宮で至れり尽くせりの歓待を受けて暮らしていたが、歓
 
楽のときの過ぎて行くのは速いもので、たちまち三年という歳月が矢のよう

に過ぎていった。光陰矢の如しという所以である。


 その三年の間、そのままじっと山幸彦は豊玉姫と共に、父神の海神の宮に
 
留まっていたわけでもないようであった。というのも、開聞岳の北方二十キ

ロメートルあまりの今にいう知覧の地に、豊玉姫神社という古社を伝えてい

るからである。


 海神の娘で、それだけに気位の高い豊玉姫であったが、惚れた弱みか、山
 
の好きな山幸彦に誘われますままに、たまには陸路を歩き、知覧あたりを経

由、その北方に聳えて火を吐いている桜島を見に行くのも一興とばかりに、

共に出かけたのでもあったのであろう。


「あれが、燃えて上がるは、オハラハア・・・・の桜島(さくらじま)でございま

すか」


 山のはずであるのに桜島と、島の字が入っているのは、山全体が海に浮か
 
んでいる島であったからであろう。


 桜島の雄大な景観に接して、すっかり山の魅力また魔力に魅せられてしま
 
った豊玉姫であったが、そんな様子を鋭敏に感じ取った山幸彦は、それでは

とばかりに、霊峰中の霊峰たる筑紫(つくし)は日向(ひむか)の高千穂峰(た

かちほのみね)を見せてやりたい・・・・と思うようになっては、さらに北へと

道を辿っていった。


 途中、今の鹿児島国際空港のあるあたりへ到ったときのこと、そこは今に
 
いうシラス台地の只中で、まさに父神の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のいわれ

た膂宍ノ空国(ししのむなしくに。痩せて価値の低い土地)そのものであった。

そんな中にあり、格別に緑濃く、また霊気のこもる青々とした山、というか

山地があった。


「初めて訪ねた土地であるが、私には懐しい感じのする山である・・・・。高く

はないが、あの山の頂きへ登ってみよう」


 と山幸彦は豊玉姫を伴うては、今に高屋(たかや)という名の小山へ、その
 
山頂へ登っていった。


 目指す高千穂峰は、北東方向遥かに望まれた。見事な眺望であったが、さ
 
すがに豊玉姫には疲れが出てきていたゆえ、それ以上に進むことは断念する

より他なかった。それで高千穂峰へ登ることは取りやめ、遥拝するだけとし

た。それでも高千穂峰を見ることは見たので、見たという事実を土産に、南

へ帰ることとした。


 それで豊玉姫は、夫君の山幸彦に申し上げた。


「父神の瓊瓊杵尊には御降臨なされました高千穂峰は、確かに遥拝いたしま

した。それで、その遥拝の地の・・・・ここ高屋の山は、私には生涯忘れること

のできませぬ思い出の山・・・・となりました」


「・・・・」


「尊と共に、高千穂峰を望みました・・・・この高屋山上を・・・・」


 と豊玉姫は息をつまらせたが、


「私もまた・・・・姫と一緒に高千穂峰を望むこととなったこの高屋山上を、忘

れることはないであろう」


 と期せずして山幸彦が継いだ。


 そうした高屋の山に対する強い思い入れが、のちにこの地に、山幸彦の山
 
陵たる高屋山上陵(たかやさんじょうりょう。たかやのやまのうえのみささ

き)が築造される所以となっていったのであろう。


 山幸彦は、高千穂峰に多少の未練を残しながらも、高屋の山を下っては、
 
桜島の浮かぶ海の方へと道を選んでいった。帰ると決まると、誰にあっても

帰心矢のごとしで、今の加治木(かぢき)の海浜へと到るや、さっさと豊玉姫

は、海の駿馬(しゅんめ。快速の馬)たる一尋鰐(ひとひろのわに)を呼び寄せ

ては、一気に海路を渡り、山幸彦と共に帰っていった。


 今の錦江湾(きんこうわん)上を、桜島を東に望みながら、距程六十キロ
 
メートルばかりを一気に南下しては、薩摩半島南端の長崎鼻を西へと回り込

み、開聞岳の北麓にあったかとされる海神の宮へと帰着したのであった。

 
・・・つづく


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■ 編集後記
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 さつまいもを買ってきて、たべようとしたのですが、

 上手くつくれません(*_*;

 オーブンで「チンッ!」ってしただけでは、駄目なようです・・・

 そこで、インターネットで検索すると、

 炊飯器で炊くといいそうなんです!

 実際、いましているので、できた感想はまた次回に・・・(^^)


 
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一の十六、海幸山幸へ (第17回目 2005年03月24日)
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