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「日本の神話 〜日向三代〜」

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一の九、海幸山幸(第10回目 2005年02月08日)



一の十、海幸山幸
(第11回目 2005年02月12日)
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■    日 本 の 神 話
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■  〜 日 向 三 代 (ひむかさんだい)〜

■  11回目 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
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 一の十、 海 幸 山 幸 (うみさちやまさち)


 ここで、海幸彦また山幸彦と名乗っているというのも、それぞれに海での
 
漁労、山での狩猟や採集といったものを、象徴的に示すものとしてあるので

あろう。すなわち、稲作が盛んになる以前の、わが日本列島の状態を黙示し

たものかと思われる。


 すでに稲作をやっていた高天ノ原より、葦原中国(あしはらのなかつくに。
 
地上界)へ、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)には天降ってきたのであったが、そ

れは、ただ葦原中国つまり日本の国を《天壌無窮ノ神勅(てんじょうむきゅ

うのしんちょく)》の教えるとおりに、君(きみ)として臨む国としてやって

きたのではなかった。


 民(たみ)が安定して生きていく上で不可欠なものは食糧であるが、その食
 
糧の確保を、単に海や山での漁労や狩猟、採集だけに頼るのでなく、野での

稲作というもので賄うていくようにしよう・・・・というものであった。


 それが《斎庭ノ稲ノ神勅(ゆにはのいなほのしんちょく)》というものにこ
 
められた意味、精神であったかと思われるが、この斎庭ノ稲ノ神勅は、実は

瓊瓊杵尊の父神の天降りのときに授けられたものであった。


 それを継ぐ形で、稲を携えて天降ってきたのが瓊瓊杵尊であり、それゆえ
 
瓊瓊杵尊の時代に、それまであった原始的な稲作に替り、本格的な稲作、す

なわち水稲栽培が始まったのであろう。


 それで豊葦原瑞穂国(とよあしはらみづほのくに)ともいう葦原中国(日本
 
の国)にあっては、瓊瓊杵尊の次の世代の海幸彦また山幸彦の頃には、稲作

は相当の程度に広まっていたかと思われる。それゆえ野での稲作は当然のこ

ととした上で、海の幸また山の幸を、それぞれの分野として画したというの

であったのであろう。


 海幸彦と山幸彦の兄弟が海と山とに別れて住むようになってより、どれほ
 
どの年月が経過したものか詳らかにしないが、ある日のことであった。


 弟の山幸彦は兄の分野である海辺へとやってきては、久しぶりに兄のもと
 
を訪ねた。弟の顔をみた兄は、懐しげに語り始めた。

「元気で暮らしている。しかし、どうしたわけか、この頃、風が吹き、雨が

降ると、魚が釣れなくなるのである・・・・」

 すると弟の山幸彦は、元気よく応じた。

「私のところは、風に遭い、雨にたたられましても、別に変りはありませ

ん」

 それを聞いた兄の海幸彦は、弟に提案しては述べた。

「それでは私も・・・・山で狩猟をやってみたい。そこで一つ、釣り針と弓矢を

交換してみようではないか」

「それは面白い。交換いたしましょう」

 と山幸彦は簡単に応じた。

 かねて海で釣りをしてみたいと考えていたからであったが、それで自分の
 
弓矢を兄に渡し、兄の釣り針と釣竿とを受け取ったのである。

 弟の弓を幸弓(さちゆみ)、兄の釣り針を幸鉤(さちち)というが、その幸弓

を携えては、山に棲む獲物を求めて、海幸彦は勇躍、山間へと分け入ってい

った。


 が、一日を費やしても、鹿の子一疋、射止めることはできなかった。勿論、

慣れないということもあったであろうが、動く獲物を狙うのと、磯で釣り糸

を垂れては、獲物のくるのを動かずに待っているのとでは、根本的に方法が

異なるので、無理もないことではあった。


 一方、弟の山幸彦にしても、手馴れのしない釣竿を取り、日なが一日、釣
 
り糸を垂らしていたものの、一尾の小魚もかかることはなかった。


 それで諦めて帰ろうと思い、釣り糸を上げたのであったが、釣り糸の先に
 
は、あるべきはずの釣り針はなかった。いつの間にか、魚に食いちぎられて

いたのである。


 が、もともと大らかな気性の山幸彦は、釣り針一本ぐらい・・・・と、別に気
 
にすることもなく、兄のもとへと帰っていった。山で矢を射て、射損なって

失ってしまうことを思えば、大した損失はない・・・・と、当然ながら軽く考え

たのであった。


 
・・・つづく



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一の十一、海幸山幸へ (第12回目 2005年02月17日)
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