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「日本の神話 〜日向三代〜」

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一の八、海幸山幸(第9回目 2005年02月03日)



一の九、海幸山幸
(第10回目 2005年02月08日)
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■    日 本 の 神 話
□  
■  〜 日 向 三 代 (ひむかさんだい)〜

■  祝10回目 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□  発行周期:週刊
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 一の九、 海 幸 山 幸 (うみさちやまさち)
 

「実は私は・・・・そなたらの母君に頼まれて、母君の寿陵の近くに私の寿陵も

造ったのであったが、私の偽りのない永眠したいところは別にあり、ここを

従とすれば、そこを主として葬って貰いたいのである」

「そことは・・・・どこでありますか」

「そことは・・・・私らは、笠沙ノ岬で巡り会い、吾田の地で、そなたらを育て

る青年期を送り、川内の地で壮年期を過ごし、壮年期の半ばより晩年へとか

けて、ここ都万(つま)の地で過ごした」

「・・・・」

「今に思うに、それぞれに思い出があり懐しい。それゆえに、その三つの地

の中間で永遠の眠りにつきたい・・・・ということである」

「なるほど・・・・」


 と納得した兄弟は、父が長逝せられたとき、その殯(もがり。葬までの間、

亡骸を安置しておくこと。殯宮は安置する場所)を男狭穂塚で行い、川内に

別に御陵を築造しては、そこへ葬り申し上げた。これを可愛山陵(えのさな

りょう)といい、今に伝えている。

 可愛を《え》と、漢字二字を一音で訓むのは珍しいといえば珍しいが、紀

伊を《き》、摂津を《つ》と訓むがごとしである。可と愛とのうち、いずれ

で《え》と訓むのかは、愛媛県の愛を《え》と訓むのに習うて、愛により《

え》と訓むのでもあろう。


 その可愛山陵へ今は亡き父君の瓊瓊杵尊を、その遺言通りに葬り終えたあ
 
と、兄の海幸彦は弟の山幸彦を前にして述べた。

「われわれ兄弟もまた笠沙・・・・吾田の地で生まれ育ち、高城宮(たかきのみ

や)で成長した。ここ都万(つま。今の西都市の地)へと遷ってきてからは、父

上のお供をして、南へ北へと様々な国を訪ね歩いたものであった」

「・・・・」

「今、その父上は亡くなられた。それで、そのあと、われわれ兄弟が様々な

国を知らして(治めて)いくこととなる。このときにあたり、私は幼い頃よ

り海が好きであったところより、私は海の方面を知らしていきたい・・・・と考

えるのである」

「なるほど。それでは私は・・・・山が好きでありますゆえ、山の方面を知らし

ていくことといたします」

「そうするがよろしい。それで私は、海の幸を養い、育てていくという意味

の海幸彦を名乗っていくこととする」

「それでは私も山幸彦を名乗っていきたく存じます」

「ほかに、海と山とを繋ぐものに川と野とがある。川は野を潤しているが、

こうした川や野は、どうしたものであろうか」

 と兄の海幸彦は、自問するかのような口調で弟に尋ねた。

「野を潤して流れ下ります川は、山の栄養分を海へもたらしています。また

海の栄養分は、川を遡ります魚たちにより、上流へと運ばれていきます。従

いまして、川や野は、共通のものとして、互いに気を配りながら管理してい

けばと存じます」

 と山幸彦は爽やかな口調で申し上げた。

「分かった。そうしよう。それで私は、日向のうちでも、東に海を眺める海

辺・・・・中でも、阿波岐原(あはきはら。檍原)あたりの大淀川の河口近くを本

拠としたい」


 兄の海幸彦は、非常に満足そうな様子で応えた。

 それで山幸彦も応じた。

「私は山野を跋渉(ばっしょう)しますので、特にどこ・・・・ということはあり

ません。ときどき兄上にお目にかかりに、海辺へと降りて参りたく存じま

す」

 弟は兄の手を握り、兄弟は海と山とへと別れたのであった。


 
・・・つづく



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一の十、海幸山幸へ (第11回目 2005年02月12日)
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