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「万 葉 散 歩」

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創刊号 はじめに (平成17年1月21日)


額田王 はじめに
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■    万 葉 散 歩
                                  
    〜 額 田 王 〜                    
                発行周期:週刊 著者 田中繁男 
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は じ め に


 万葉歌人の女流第一等とされているのが額田王(ぬかたのおおきみ)である。

が、その生没年は詳(つまび)らかではない。それで額田王の歌作のうち、

年次の分かるものをもととして、その生年を西暦六三九年頃と考えた。その

上で、その三十歳代初め、つまり西暦六六八年より数年を、取りあえず物語

風にまとめた。


 近江の大津へ遷都した翌年(西暦六六八年)春正月に天智天皇は即位した
 
が、その祝宴で、額田王は春山と秋山とを比較した歌《冬こもり春さりくれ

ば・・・・》を作ったが、それは夫君の天智天皇を揶揄(やゆ)する内容となって

いた。


 この歌を聴いた天智天皇は額田王に嫌気がさし、その反動もあってか、改
 
めて倭姫王(やまとひめのおおきみ)へ傾いていっては皇后とした。


 飛鳥を捨てた天智天皇に、額田王は距離をおくようになっていたが、それ
 
は、即位の年の夏五月に湖東の蒲生野(がもうの)で催された薬猟(くすりが

り)のときに、《あかねさす紫野行き・・・・》と詠んだ歌にも現れている。天

智天皇を野守風情(のもりふぜい)に譬(たと)え、溜飲(りゅういん)を下げた

形の歌となっている。


 藤原鎌足(ふじはらのかまたり)が死去した翌年(西暦六七○年)の秋、夫
 
君の鎌足と死別していた鏡王女(かがみのおおきみ)は妹の額田王を訪ねたが、

その日は天智天皇には額田王を訪ねる予定の日であった。が、天智天皇は現

れず、額田王は《君待つと我が恋ひ居れば・・・・》の歌を詠んでは、現れない

天皇を偲んだ。


 その翌年(西暦六七一年)、天智天皇は崩じ、額田王は《かからむの念
 
(おも)ひ知りせば・・・・》の歌をはじめ二首の挽歌(ばんか)を作った。そのこ

ろ盛んに童謡(わざうた)が流行し、その童謡の一つに《吉野の鮎(あゆ)》を

詠み込んだ一首があった。


 大和の吉野川に自由気ままに生きている吉野の鮎とは、大海人皇子(おお
 
あまのみこ)すなわち額田王の前の夫君で、やがて即位する天武天皇を鮎に

譬えたのであり、歌の中で《私は苦しい》と嘆いているのは、大津にいて、

身動きできなくなって助けを求めている額田王の譬えであった。


 翌年(西暦六七二年)生起した壬申ノ乱(じんしんのらん)後、額田王は天
 
武天皇のもとへ身を寄せ、暮らすようになるが、不如帰(ほととぎす)の名を

尋ねられたのが縁で、幼い弓削皇子(ゆげのみこ)を知り、《いにしへに・・・・

》の一首を詠む。二十年後《み吉野の・・・・》の歌を額田王より受けたのを

最後に弓削皇子は夭折(ようせつ)した。


 このあと物語は額田王の二十歳の頃へと戻り、《紀伊国(きのくに)の山越

えて行け・・・・》や《秋の野のみ草・・・・》《熟田津(にきたつ)に・・・・》など額

田王ならではの華麗な歌物語となっていく。



■ 次回予告!!
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一の一、 冬 こ も り

 大和の飛鳥(あすか)より近江(おうみ)の大津へ都を遷(うつ)した年の翌年
 
は天智天皇の七年(西暦六六八年)戊辰(ぼしん。つちのえたつ)であった。

戊辰は昔より《革運》の年として知られ、注目されてきた年の一つであった。

注目される年は、ほかに甲寅(こういん。きのえとら)や辛酉(しんゆう。かの

ととり)、甲子(かっし。きのえね)などがある。

 革運とは国の運命が変る、改まるという意味で、このことを当然ながら意
 
識しては、戊辰を明治元年(西暦一八六八年)としたのであった(明治天皇

の即位は前年丁卯八月)。

・・・つづく



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V002 額田王 1の1 冬のこもり
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