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「斬る!時事問題のトリビア・コラム」

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平成17年1月17日 (第5回 2005年01月18日)

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■  斬る!時事問題のトリビア・コラム!

■  〜 平成17年1月17日 〜

■  第5号 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□  発行周期:週刊
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


★☆ はじめに
 
 政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本
の世を斬る!
 
 「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。
週刊時事ネタです。

 ちょっとしたことなので、一週間の時間をもてあましている時に、メール
を開いていただければ幸いです(^。^)


□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第5回目は、

  〜 平成17年1月17日 〜
              
 天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、神戸において大震災の10周年追悼式典
 
が執り行われた1月17日の午前8時過ぎ、北京においては趙紫陽元総書紀

(85歳)が死去した。政治社会的には共産党一党独裁(他党は認めず弾圧

する)を貫きつつ、経済産業的には自由主義市場経済へと指向していった北

京政府の矛盾した路線の象徴として、同氏は大陸悠遠の歴史の一隅に名を留

めていくこととなろう。


 趙紫陽氏の失脚を招いた天安門事件とは、同氏が一定の理解を示した学生
 
の民主化連動を、北京政府にして暴動と見なし、武力鎮圧した事件であった

が、それが起きたのは西暦1989年6月のことであった。この年は日本で

は正月7日までは昭和64年、それ以降は平成元年となる日本歴史において

も特異な年であった。先帝陛下には崩御せられ、今上陛下には蹟祚(せん

そ)、即位されたからである。(蹟祚というのは内々に皇位を継ぐことで、

それを内外に示すのが即位)。


 同元年11月9日、ベルリンの壁が崩壊し、それは東西両ドイツが統一さ
 
れる端緒となるに留まらず、東欧の社会主義諸国が相次いで自由主義体制と

なっていく起爆刺となり、苟(いやしく)も本家本元のソ連邦までもが、

翌々年の91年12月には瓦解し自由主義を標榜していく導火線となったの

であった。

 
 まさに先帝陛下昭和天皇の崩壊に端を発した時代の変貌ぶりは偉観という

ほかはない。が、体制が変っていったというのは、ドイツとソ連邦と東欧諸

国だけで、北京政府も変らず、日本国体も不変であった。しいていえば上層

(うわべ)だけが変っていったといえよう。北京も日本も体制は変らなかっ

た。


 北京の体制が今は共産党一党独裁体制であるのに対し、日本の体制(日本
 
国体)は何かといえば、それは≪天皇体制≫である。ここは言葉の遣い方の

大事なところで≪天皇制≫ではない。天皇制が左翼用語というだけでなく、

そもそも税制とか兵制など制度を制定するのは天皇の側であって、つまり制

以前に天皇は存在されているわけである(これをいうとすれば天皇体制とな

る)。


 さらに天皇体制とは何かといえば≪君民一体≫≪君民一如≫ということで
 
一君のもと、万民が纏(まと)まって苦楽を共にしていこうというのが、辛

酉年(かのととりのとし)に橿原官に即位せられ、団を肇(はじ)められた

神武天皇以来の天皇体制の精神であり原理である。休戚(きゅうせき:《

「休」は喜び、「戚」は悲しみの意》)を分かつ、つまり苦楽を共にする天

皇体制の精神の現れが、このたびの阪神淡路大震災の追悼式典での両陛下の

お姿であった。


 同じ日に趙紫陽氏の長逝した大陸の現体制は共産主義体制であるが、それ
 
以前は孫文の三民主義体制、それ以前は清朝など絶対専制体制が有史以来続

いてきた。それらを全体として覆う体制というものはなく、強いていうなら

ば天帝という概念であり、そのもとでの易姓(えきせい:王朝交替で、王家

の名もかわること)革命体制であるといえよう。



■ 編集後記
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 この度は、「斬る!時事問題のトリビア・コラム!」メルマガのたくさん
の読者登録を頂き、本当にありがとうございました。
  
 第5回目のコラムは如何でしたか?
 
 私は10年前、神戸の垂水に住んでしました。当時学生でしたので、大学
は休校になり、実家に避難していました。当時間借りしていた文化住宅は半
壊でした。少し状況が変わっていれば、私も大変なことになっていました。
 
 あれから10年経ち、また神戸に戻り住んでいますが、今の神戸は本当に
見た感じでは、震災の跡形も感じられません。しかし、よく見てみると当時
の傷跡がところどころに残っています。これは、経験した者にしか分からな
いことかもしれません。
 
 目には見えない心の傷というのは、さらに分かり難いものでしょう。
 
 最後になりましたが、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げ
ます。
 
 
 さて、「女性天皇について(後編)」は、メルマガ発行の都合上、次号に
持ち越しとさせて頂きます。
  
 それでは、次回も楽しみにしてください。
 
 
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 そして、本日のウィークリーまぐまぐ[エンタテイメント] 2005/01/18
号において、新作メールマガジン発行部数ベスト10@エンタテイメントの
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最後まで、長い文章をお読み頂きまして有難うございました <(__)>

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第6号 女性天皇について(後編) (2005年1月22日)

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