日本の神話
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ヘンリー王子の軍装 (第3回 2005年01月14日)
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■ 斬る!時事問題のトリビア・コラム!
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■ 〜 ヘンリー王子の軍装 〜
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■ 第3号 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□ 発行周期:週刊
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★☆ はじめに
政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本
の世を斬る!
「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。
週刊時事ネタです。
ちょっとしたことなので、一週間の時間をもてあましている時に、メール
を開いていただければ幸いです(^。^)
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第3回目は、
〜 「ヘンリー王子の軍装」 〜
祖母にあたるエリザベスニ世女王陛下の御臨席が予定されている1月27日
のポーランドはアウシュヴィッツでのホロコースト追悼式典を半月後に控え
た12日、英国のチャールズ皇太子の次子のヘンリー王子は、ドルジェル伯
爵の舞踏会ならぬさる仮装パーティにおいて、こともあろうに、ホロコース
ト(第二次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺をいう)にとって
は、憎みてもあまりあるナチス・ドイツの親衛隊か国防軍(親衛隊はナチス
の党の軍隊で、国防軍はプロイセン陸軍の伝統を引く軍隊)かのハーケン・
クロイツ(卍)の腕章まで巻いた兵隊の軍装で登場し、並み居る淑女貴顕の
度肝を抜いたという。
肝を冷やしたのは他ならぬ英国王室で、寝た子を起こすようなヘンリー王
子の軽挙に戒めの声も高まっているというが、ニ十歳で今年は陸軍方面の学
校へ進むかと取り沙汰されているヘンリー王子にして、ブリティッシュ・
アーミー(英国陸軍)の制服では映えないと思ったのでもあろう。
アウシュヴィッツとかラーテナウとかでのユダヤ人の何百万を数える大量
虐殺は、どんな弁明も受け付けないほどの犯罪であるが、それに直接の関与
は英国にはなかったものの、一般にドイツに対して英国が多分に同情的であ
るのは否めない。そんな気分がこのたびのヘンリー王子の事件の底流をなし
ていたのであろう。裏返していえば、ユダヤ人に対するいわくいい難い反感
が根深くあるということである。
そのナチス台頭の所以もドイツ人のユダヤ人に対する反感であった。第一
次大戦で敗戦国となったドイツは、払い切れない賠償金を負わされて塗炭の
苦しみを味わっている一方、戦勝国民でもないのに戦後も儲ける一方のユダ
ヤ人を見ては、反感を高めるようになったのも無理からぬことであった。
ユダヤの思想的指導者であったトケイヤー師が≪ユダヤ人は勤勉で賢すぎ
るのはよろしいとしても、少々やり過ぎるのが玉に庇(きず)≫と、いみじ
くも述懐したように、多少ブレーキがきかないところがあり、勤勉で賢すぎ
るゆえ、それが想像以上に他人種には害となるのであろう。物理学の大切な
原理の第一は増速や加速の原理ではなく、制御にありといわれたのは湯川秀
樹博士であり、残念ながら物理学の泰斗のアルバート・アインシュタイン博
士ではなかった。
英国の戦時宰相ウィンストン・チャーチルのドイツの総統アドルフ・ヒト
ラーに対する同情心が敵対心より強かったことは、西洋にも以心伝心という
ことがあるのか、ヒトラーにもよく分かっていて、それがダンケルク撤退の
英軍への詰めの甘さ、また、バトル・オヴ・ブリテン(英国本土上空で英独
空軍の空中戦)の優柔不断さに現れている。なぜ零戦並みに増糟をつけなか
ったのか。
■ 筆者からの文献紹介
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ここでは、筆者より今回のコラムに関係する文献を紹介しています。
<参考文献>
「第二次世界大戦 回顧録」 W・チャーチル 河出文庫
「第一次世界大戦」 山上正太郎 教養文庫
「第二次世界大戦」 山上正太郎 教養文庫
他の参考文献については、詳しくは、こちらまで↓
<http://nippon-shinwa.com/sankou_c3.html>
■ 編集後記
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第3回目のコラムは如何でしたか?
今回の「ヘンリー王子の軍装」の公な記事・写真はこちらから↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/british_royal_family/
それでは、次回も楽しみにしてください。
それから、ホームページ「日本の神話」で前々からご紹介しておりました
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最後まで、長い文章をお読み頂きまして有難うございました <(__)>
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