日本の神話を物語として、著者 田中繁男が書き下ろす!日本の神話や万葉集を参考にメルマガも発行します!
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バックナンバー「斬る!時事問題のトリビア・コラム」□ ■ 斬る!時事問題のトリビア・コラム! □ ■ 〜 スターリングラードの悲劇 〜 □ ■ 第14号 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com □ 発行周期:週刊 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ -------------------------------------------------------------- ★★ ホテル予約のその前に ⇒ http://1cen.net/kh.html ★★ -------------------------------------------------------------- 第14回目は、 「スターリングラードの悲劇」 久遠(くおん)にとどろくボルガの流れの西岸に広がる、ソ連屈指の工業都 市スターリングラードへ攻め込み、逆に閉じ込められる形となったドイツ陸 軍の第6軍24万が、100万の赤軍に包囲され、最後の一兵に至るまで、最終的 に投降、降伏したのは、昭和18年(西暦1943年)3月初めのことであった。100 万のソ連軍の敢闘もさりながら、何といっても強敵は、130年前にナポレオ ンも歯が立たずに退却する以外になかった冬将軍であった。 酷寒零下60度におよんだスターリングラードでの冬は、まず凍傷が大敵、 次いで人肉をも食せざるをえなかった飢えであった。昨年7月17日に作戦開 始し、8月23日にはドン川の彼方ボルガ川の西に位置するスターリングラー ドを指呼の間におさめたドイツ第6軍は、クリスマスまでには凱旋できるも のと信じていて、兵站線(へいたんせん)の延び切っているのも意に介さな い鷹揚さであった。 何しろ、プロイセン陸軍のシャルンホルスト、グナイゼナウ以来の伝統に 輝くドイツ国防軍である。ポルシェビキのボランティア(義勇軍)に毛の生え た程度の赤軍など鎧袖一触(がいしゅういっしょく)、負けるはずもなかった。 それが負けたのは、冬将軍と補給の手薄さと、さらには、そこがスターリン グラードという名であったことにある。 旧名のツァーリツィン(皇后の街の意)を改め、自分の名を冠したスターリ ングラード(現名ボルゴグラード)を落とされることは何としても避けたい スターリンであったが、それだけにヒトラーは、スターリングラードだけは 何としても落とし、以てスターリンの鼻をあかしてやりたい、と意地を張っ ていたのも、無理のないことではあった。 というのも、思えば3年前の昭和14年9月1日、ドイツ軍はポーランドへ進 攻し、ここに第2次欧州大戦が始まったのであったが、このとき赤軍もまた 同時に、ポーランドの東国境を越えて進攻する手筈が、ヒトラーとスターリ ンとの間に密かに約されていたからであった。それが破られたのは、遥かに 東方のノモンハンで日本陸軍に思いもよらず、足を引っ張られていたからで ある。それが欧州の赤軍の足を引っ張る結果となり、ポーランド同時進攻は ならずに、半月ほど遅れて進攻することとなった。 この破約でヒトラーはスターリンを信用しなくなり、昭和16年6月の独ソ 開戦へと繋がっていくのであるが、ノモンハンの日本陸軍が巷間いわれてき たように実際に弱ければ、赤軍は後顧の憂いなく、半月後に進攻していると ころより見て、ドイツと約束の9月1日にポーランドへ進攻していたことであ ろう。 かくして、ここに独ソ同盟は白日のもとにさらけ出されることとなり、ビ シー親独政府ができるほど、もともと親独ソ的なところの強いフランスは、 その時点で独ソ側に走り、ここに独ソ仏三国軍事同盟ができ上がっては、世 界の歴史は大きく変っていったことであろう。 機を見るに敏なアングロ・サクソンつまり米英は君子豹変して、今と同じ ように日本を引き入れては、独ソ仏同盟に対抗する米英日同盟を作りあげた ことであろう。となれば、植民地とされていた諸民族の民族自決、独立は多 少は遅れたであろうが、違った形で独立していったであろう。といえるのも、 アジアなど諸民族の独立気運つまり独立へ向けてのエネルギーは、日本の大 東亜共栄圏構想を待つまでもなく、また大東亜戦争とは無関係に、すでに日 露戦争終結後に燃え上がり消えることはなかったからである。 ドイツ第6軍の主的降伏の1月31日、パウルス軍司令官は陣中にあって、元 帥へと昇進した。敗軍ノ将に対するせめてもの餞(はなむけ)、つまり潔く自 決せよとの申し渡しであった。その後の2月2日、赤軍は降伏を受け入れたが、 ドイツ軍の最終投降は3月に入ってからであった。はじめ30万のうち、10年 後にシベリアなどより祖国ドイツへ帰還しえたのは、僅か6000名に過ぎなか った。 そのかみ還らずボルガの流れ・・・・ステンカ・ラージン、ビン・ラージン、 共に一代の反逆児であり、あったのであろうが、浜の真砂(まさご)は尽きる とも、世に戦争のタネの尽きることのないのは寂しい。 ★ブログでもバックナンバーを公開してます! http://1cen.net/jmb.html ★関連書籍他 http://nippon-shinwa.com/ ★スターリングラードの他記事 (BY SILENT LIBLARY様) http://tinyurl.com/6wqe5 ★スターリングラード攻防戦 (BY Wikipedia様) http://tinyurl.com/5e9bc ★世界地図 (BY Wikipedia様) http://tinyurl.com/5vrjy ★ステンカ・ラージンの歌 (BY うたごえ喫茶様) http://tinyurl.com/6e7bd ■ メルマガ管理人の編集後記 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第14回目のコラムは如何でしたか? ご感想・ご意見ありましたら、お気軽にメールくださいね! info@nippon-shinwa.com この世の中に、戦争はなくならないのでしょうか・・・? 歴史を勉強し、戦争について考えていく必要があると思います。 しかし”戦争”も日々、多様化しています。 ニュアンス的に少し違いますが、ライブドア・ニッポン放送株の件につい ても、ある意味「戦争」だといわれている人もいました。 しかし、戦争でいう国益を、会社の利益という観点から見れば、株の取引 もある意味、戦争になるのかなと思います。 深く考えると答えが出てこない問題ですね・・・ それでは、次回も楽しみにしてください。 ■ メルマガ・ブログご紹介 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中部国際空港・セントレアや愛・地球博など、名古屋ではイベントが盛り だくさんです!! もし、名古屋へご宿泊を予定されている方は、是非こちらに訪問されてか ら、ホテルのご予約をされてはいかがでしょうか? ▼ 高級ホテル・旅館に安く泊まろう! ▼ ブログ :http://1cen.net/kh0.html メルマガ:http://1cen.net/khm.html 知っててお得なこと! 知らなかったら絶対損をする! 高級ホテルに安く泊まれる、格安情報発信基地! 普通にホテルを予約すると損ですよ〜! ■ ごあいさつ 〜はじめて登録して頂いた方へ〜 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本 の世を斬る! 「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。 週刊時事ネタです。 ちょっとしたことなので、一週間の時間をもてあましている時に、メール を開いていただければ幸いです(^。^) このメールマガジンは、著者は田中繁男(父)、発行者は田中千瑞禾 (子)で構成しています。 なぜ、子が父のコラムをメルマガにしているのかといいますと、まず、父 がパソコンを扱えないことが一つの理由ですが、それよりも次のことが一番 の理由です。 父が長年にわたり日本の歴史・神話について研究してきた父の知識、書物、 考え方、経験から、現在の時事問題をどのように捕らえているのかを、公表 したかった、ということです。 また、http://nippon-shinwa.com にて、著者の出版した書籍も紹介して いますので、お立ち寄りください。 著者への質問や感想がございましたら、info@nippon-shinwa.com まで お気軽にご連絡ください。お待ちしております。 このメルマガのバックナンバーは「日本の神話」のホームページのバック ナンバーですべて公開しています。もし、途中から読者登録をしていただ いた方は、そちらの方で、ご確認ください。 バックナンバーは、こちらまで → http://nippon-shinwa.com/back.html 最後まで、長い文章をお読み頂きまして有難うございました <(_ _)> ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ □ ■ 斬る!時事問題のトリビア・コラム! □ ■ 第14号 著者:田中繁男 発行者:田中千瑞禾 □ 運営サイトもよろしく → http://nippon-shinwa.com ■ お問い合わせは → info@nippon-shinwa.com □ 登録・解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000146260.htm ■ ◇このマガジンは、「まぐまぐ!」で配信しております。 □ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ・第15号 香淳皇后 (2005年03月05日) ・目次へ 「斬る!時事問題のトリビア・コラム」 日本の神話 TOPへ |
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