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「斬る!時事問題のトリビア・コラム」

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第12号へ 国連に残る敵国条項


226事件の一側面
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■  斬る!時事問題のトリビア・コラム!

■  〜 226事件の一側面 〜

■  第13号 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□  発行周期:週刊
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第13回目は、


「226事件の一側面」


 69年前の昭和11年(西暦1936年)2月26日、世にいう226事件が勃発した。東

京の第一師団隷下の兵を率いた血気にはやる青年将校らがおこした反乱であ

ったが、当時の陸軍首脳に、これを間髪を入れずに鎮圧するだけの才覚も気

力もなく、また全陸軍を一つに纏めるだけの器量のある大将、元帥もいなか

った。


 ことなかれ主義の官僚主義が、毅然たる武人の集団であるはずの陸軍にも
 
蔓延、どうしようもならない状態に立ち至っていたことが窺い知れる。そん

な無気力が、結局、以降の大御心(おおみごころ)の闊達(かったつ)な発露を

妨げ、あるいは、滞らせていったといえよう。


 こうした陸軍の哀れな惨状を憂えられ、業を煮やして立たれざるをえなか
 
ったのが大元帥陛下、謚(おくりな)して昭和天皇であった。ときに天皇36歳、

青年の域を脱して分別盛りへと入られる時期であったが、幾多将星のあまり

の腰抜けぶりに、ならぬ堪忍するが堪忍の、その堪忍袋の緒も切れて、荏苒

(じんぜん)、ときを浪費するわけにはいかぬ、陸軍がやらねば、朕(ちん。天

皇の自称)自ら近衛(このえ)の兵を率いてでも、逆賊を鎮圧せん・・・・と立ち

上がりかけられた。


 ことここに至って、なお躊躇(ちゅうちょ)する陸軍では流石(さすが)にな
 
かった。反乱軍は鎮圧され、処罰の一環として、頭号師団玉兵団、江戸っ子

部隊のその名も高い東京の第一師団を、冬ともなれば酷寒零下40度、天離

(あまさか)る鄙(ひな)も鄙の満州へ永久移駐、駐屯させることとなった。


 この226事件以降、昭和天皇は眼にみえて寡黙、無口となっていかれた。
 
立憲君主たる天皇が非常事態の収拾とはいえ、その挙措が軍事や政治に計り

知れない影響を与えるようでは失格、厳に慎まなければならないことと、改

めて肝に銘じられたのであった。そのように自戒を堅持せられてきた昭和天

皇であられたが、次に御聖断を下されるに至ったのは、9年後の昭和20年8月

半ばのことであった。


 連合国の発したポツダム宣言を受諾して終戦へと取り運ぶのであるが、陛
 
下の御前で、並み居る文武重臣は何もなしえず、結局、御聖断を仰ぐことに

より終戦へと漕ぎ着けた。これが《終戦ノ詔》というものであり、全国民が

拝聴したのは8月15日正午であった。


 しかし、ポツダム宣言が放送で発せられたのは7月26日のことで、従って、
 
その受諾まで20日もかかったこととなる。なぜ一週間ほどで受諾へと持って

行けなかったのか、ここにも重臣たちの優柔不断、気力のなさが露呈してい

て、惜しまれてならない。


 結局、聖慮を煩わして仰ぐこととなる御聖断であるなら、重臣たちもまた
 
己(おのれ)を空しうして虚心坦懐、もっと早い時期に仰いでおいてほしかっ

た。重臣たちの責任感のなさが悔やまれてならない。というのも、ガーター

勲章の手前、最後の御奉公ということであったか、英国のチャーチルも日本

よりの吉報を、8月2日まで待ってくれていたフシがあった。チャーチルはポ

ツダム宣言放送の日と同じ26日、本国の選挙において落選していたからであ

る。


 であるのに日本政府は28日には国内向けには黙殺、海外向けには、ノーコ
 
メントの愚挙に出る始末であった。陛下は無口となっておられたとはいえ、

国家の一大事、7月中にも御前会議を開いておれば、8月2日まで待ったチ

ャーチルの期待にも応ええたことであろう。そうすれば6日の広島、9日の長

崎への原子爆弾の投下もなかったはずである。


 原子爆弾を米国西海岸よりマリアナ群島まで運んだ米国海軍の巡洋艦イン
 
ディアナポリスが、レイテへ向かう途中、16日に呉を出撃していた帝国海軍

の潜水艦伊58により撃沈されたのは29日夜より30日未明へとかけてのことで

あった。が、それは積み荷の原子爆弾を降ろしたあとのことで、従って、日

本政府がポツダム宣言を黙殺した28日あたりより、B-29への原子爆弾装着な

どの一連の訓練は始まり、8月6日に投下されたのであった。つまり黙殺より

投下まで10日の日子が浪費されたこととなり、これは返す返すも残念なこと

であった。


 結局、226事件を政府ならびに軍部が速やかに収めていさえすれば、陛下
 
におかれても、そんなに極端に寡黙にはなられることもなく、開戦ノ詔はと

もかく、終戦の御聖断は10日以上も早い7月末か8月初に下され、となると原

子爆弾の炸裂もなく、従って、米国にしても戦後世界の青写真の修正をなさ

ざるをえなくなっていったことであろう。



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 今回の内容も、すこし過激(?)ですが、数十年前の日本を想像してみな
 さいと言われても、想像できません。
 
 
 学校の歴史は、丸暗記でした。歴史ひとつひとつの出来事を学習する気持
 ちも当時はありませんでした。
 
 しかしながら、年を重ね、ふとこのようなメルマガでこの記事を読んだと
 きに、歴史の意味の大切さというものを感じました。
 
 
 これからは、時間の許す限り、歴史と面と向かい生活をしていきたいと思
 うこの頃です・・・。
 


 それでは、次回も楽しみにしてください。



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