日本の神話を物語として、著者 田中繁男が書き下ろす!日本の神話や万葉集を参考にメルマガも発行します!
古代日本を舞台に、万葉集、日本書紀、古事記を参考に、日本の神話、古代天皇物語を多彩な世界を表現します!

日本の神話

総数今日昨日
  http://www.nippon-shinwa.com (日本の神話)   
トップ 著者プロフィール 管理人プロフィール 万葉集について メルマガ バックナンバー 参考文献 リンク集
古代史天皇著作について 古代天皇シリーズ一覧表 日本書紀年表の構成との対比表 古代史換算表
日本武尊(上下) 仲哀天皇 神功皇后(上下) 応神天皇 仁徳天皇(上下) 履中天皇
日本の神話
大好評!一週間で合計150名の方に読者登録を頂きました!多謝!

バックナンバー

「斬る!時事問題のトリビア・コラム」

目次へ
第9号へ 北方領土の返還


建国記念の日
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■  斬る!時事問題のトリビア・コラム!

■  〜 建国記念の日 〜

■  第10号 著者:田中繁男 http://nippon-shinwa.com
□  発行周期:週刊
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


★☆ はじめに
 
 政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本
の世を斬る!
 
 「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。
週刊時事ネタです。

 ちょっとしたことなので、一週間の時間をもてあましている時に、メール
を開いていただければ幸いです(^。^)


□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


第10回目は、


 〜 建国記念の日 〜


 戦後長い間にわたり伏せられた形であった《紀元節》が、《建国記念の

日》という名で甦(よみがえ)ってきたのは同慶の至りで、結構なことであっ

たが、復活させるにあたり、どうせ名を改めるのなら、《肇国(ちょうこく)

の日》とでもして貰いたかった。


 あゝ、肇国の空青し・・・・という歌があったが、肇(はじめ)さんという人の
 
名は、この歌がうたわれた昭和15年生まれの人が殆どであろう。逆にいえば、

その前後に生まれた人に名付けても殆ど意味はないといえよう。


 というのも、肇国の肇を意識して名付けたのであるのなら、肇だけでなく
 
肇国ということに意識があるからである。


 肇国とは建国でも興国でもなく、立国、開国でもない。まさに《国を肇
 
(はじめ)る》ということであり、国を肇めるためには、建国されていなけれ

ばならず、興国、立国されていなければならない。つまり、すでに国として

自然発生的に、純粋経験的にできているものを、一つの理念、使命のもとに

意味づけ、意義づけて肇めていくというわけである。


 わが国にあって、(国を建てるなどではなく)国を肇められたのは、倭
 
(やまと。大和。今の奈良県)は橿原宮(かしはらのみや)に即位せられた神武

天皇であったが、いかなる基本方針のもとに国を肇められたのかといえば、

それは神武天皇には曽祖父にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、その尊には

祖母にあたる天照大神(あまてらすおおみかみ)より尊が賜った《天壌無窮

(てんじょうむきゅう)ノ神勅(しんちょく)》にある。


 そこには《あまつひつぎの栄えまさむこと天壌(あめつち。天地)と共に窮
 
(きわ)まること無し》とあり、私(天照大神)の子孫が葦原瑞穂国(あしは

らのみづほのくに。日本の国)に代々の君(君主)としてあるならば、あまつ

ひつぎは永遠に繁栄し続けていく、という。


 《あまつひつぎ》とは何かといえば、天皇として代々続けていくことが原
 
義であったであろうが、天皇のもと民は一緒になってやっていく、ゆたかな

人生を送っていくということであり、《君民一体》《君民一如》《一君万

民》などによって表現せられるあり方、端的にいえば《天皇体制》というこ

とである。 天皇体制は《天皇制》ではない。兵制や税制、学制などという

制度ではなく、制度を内に整え持つ《体制》である。体制とは制(制度)で

はなく、戦時体制とはいうが、戦時制とはいわない。


 天皇体制というものは、いわば大きな枠組みであり、その大きな枠組みの
 
内で、天皇親政もあれば摂関政治制、征夷大将軍による武家政治制もあった。

今は立憲政治体制であるが、これも議員内閣制より大統領制へ移る可能性も

あろう。


 時代により替っていく政治体制を、時代を超えて覆うているのが天皇体制
 
である。芭蕉のいう不易流行に通じるものがある。



■ 編集後記
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 第10回目のコラムは如何でしたか?
 
 ご感想・ご意見ありましたら、お気軽にご連絡くださいね!
 
 info@nippon-shinwa.com
 

 本文中に、
 
   ”神武天皇には曽祖父にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)”
 
とありますが、神武天皇以前の人物となると神話の部類になるので、ご存知
ない方がいらっしゃいましたら、下記の「日本の神話」というメルマガで神
話を物語風にして、週刊で配信しています。


 もし、よろしければ、ご登録ください!
 
 
         ▼ 「日 本 の 神 話」 ▼          
 
        http://www.mag2.com/m/0000145851.htm


それでは、次回も楽しみにしてください。



■ メルマガ紹介
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
 最近は、住宅ローン減税制度の延長やローンの低金利化により、マイホー
ム・分譲マンションを購入される方が多いですね。
 
 しかし、賃貸マンションでも探せば安いところもあります。
 
 特優賃ってご存知ですか?国から家賃を補助してもらえる制度です。
 
 収入や環境によっては、年間80万ぐらい補助がでたりするんですよ!
 
       
       
      ▼ 特優賃って?えっ!そんなにお得なの? ▼      
 
        http://www.mag2.com/m/0000147915.htm



■ ごあいさつ 〜はじめて登録して頂いた方へ〜
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 このメールマガジンは、著者は田中繁男(父)、発行者は田中千瑞禾
(子)で構成しています。
 
 なぜ、子が父のコラムをメルマガにしているのかといいますと、まず、父
がパソコンを扱えないことが一つの理由ですが、それよりも次のことが一番
の理由です。
 
 父が長年にわたり日本の歴史・神話について研究してきた父の知識、書物、
考え方、経験から、現在の時事問題をどのように捕らえているのかを、公表
したかった、ということです。

 また、http://nippon-shinwa.com にて、著者の出版した書籍も紹介して
いますので、お立ち寄りください。
 
 著者への質問や感想がございましたら、info@nippon-shinwa.com まで
お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

 このメルマガのバックナンバーは「日本の神話」のホームページのバック
ナンバーですべて公開しています。もし、途中から読者登録をしていただ
いた方は、そちらの方で、ご確認ください。
 
バックナンバーは、こちらまで
→ http://nippon-shinwa.com/back.html


最後まで、長い文章をお読み頂きまして有難うございました <(_ _)>

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■ 斬る!時事問題のトリビア・コラム!

■ 第10号 著者:田中繁男  発行者:田中千瑞禾
□ 運営サイトもよろしく → http://nippon-shinwa.com
■ お問い合わせは    → info@nippon-shinwa.com
□ 登録・解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000146260.htm
■ ◇このマガジンは、「まぐまぐ!」で配信しております。

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■




第11号 願はくは花のもとにて・・・・  (2005年02月12日)

目次へ

「斬る!時事問題のトリビア・コラム」

日本の神話 TOPへ
   
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト
忘れかけていた日本人のこころを呼び覚ます物語を日本の神話として、書き下ろします!
日本書紀・古事記・万葉集を参考しています。

メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
(マガジンID:0000145851)
メールマガジン登録
メールアドレス:

Powered by まぐまぐ

第二弾!
メルマガ発行決定!
「斬る!時事問題の
トリビア・コラム!」
政治・経済・外交を中心に、ちょっと角度を変えた歴史的視点から、日本の世を斬る!
「へぇ〜」と感じる人も、「残念!?」と感じる人もいるかも(-_-;)。
週刊時事ネタ。
(マガジンID:0000146260)
メールマガジン登録

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ

大好評!
メルマガ第三弾!
「万葉集」より、
額田王
柿本人麻呂
大伴家持
メルマガ発行決定!
万葉集で有名な額田王、柿本人麻呂、大伴家持の歌集の謎に迫る!

万葉集
関連の書籍ではかなり出版されているが、
著者の見解により、新しい角度で万葉集を解き、”万葉三代紀”を描いています!

第一弾は、額田王

その後、柿本人麻呂、大伴家持と続きます!
乞うご期待!
(マガジンID:0000147008)

メールマガジン登録
メールアドレス:

Powered by まぐまぐ
▼古代天皇物語書籍
日本武尊(上下)

仲哀天皇

神功皇后(上下)

応神天皇

仁徳天皇(上下)

履中天皇

トップ 著者プロフィール 管理人プロフィール 万葉集について メルマガ バックナンバー 参考文献 リンク集
古代史天皇著作について 古代天皇シリーズ一覧表 日本書紀年表の構成との対比表 古代史換算表
日本武尊(上下) 仲哀天皇 神功皇后(上下) 応神天皇 仁徳天皇(上下) 履中天皇
Copyright (c) 2004 千のWEB工房 All rights reserved.